どうも、しかさんです。
100円ショップのセリアで購入した商品で、
アウトドアシーンに使えそうなものを買いました。
その商品は、「ごはんが炊ける袋」なるもの。
今回は、実際に炊飯してみて、
- メリット
- デメリット
- 使用するシーン
について考察してみました。
結論からいうと、
アウトドア向きではなく、災害時向きな商品です。
その理由などについても書きました。
よければお付き合いください。
「ごはんが炊ける袋」とは?
初めに、軽く商品の紹介をしておきます。
「ごはんが炊ける袋」は、
100円ショップのセリアで売られている商品です。
アウトドア用品のところにありました。
内容量は4枚入りです。
使い方は簡単で、
これだけで簡単に炊飯ができるという優れもの。
キャンプ飯での使用だけでなく、
災害時にも重宝しそうですね。
実際に炊飯してみて、
使いやすさや、
メリット、デメリットを見極めていこうと思います。
使用したもの
今回の炊飯に使用した道具と、
材料をサクッと紹介します。
- キャプテンスタッグ ラーメンクッカー
- FORE WINDS/フォアウィンズ マイクロキャンプストーブ
- ごはんが炊ける袋 1枚
- 水500ml
- 米1/2合
今回は家の中で行いましたが、
実際に外で炊飯する時と同じ道具でやってみました。
いつもの予行演習です(笑)
クッカーや、コンロについてのレビューは
過去に記事を書いています。
興味がある方はこちらからどうぞ!
炊飯を実践
炊飯準備
それでは、試しに炊飯をしていきます。
まずは、お米のセットから。
今回は試し炊きなので米1/2合でやりました。
袋を開いてお米をいれます。
入れたら、外側にある二重になっているところ
これを織り込んでひっくり返します。
説明が下手くそ(汗)
お茶葉のパックと同じやり方です。
これで伝わるかなぁ…
次に、クッカーに水500mlを入れて、
コンロをセット!
これで準備完了です。
商品の裏に説明文と一緒にポイントも書かれています。
そこには、
流水で袋ごともみ洗いすると、より美味しく炊き上がります
とのこと。
しかし、今回はお試しなので、
そのまま突っ込みます(笑)
この方が、より実践的にレビューできると思い、
あえてやりませんでした。
湯炊き開始
では、お水を沸騰させていきましょう。
コンロを点火!
沸騰したら、お米の入った袋を投下!
火は消さずに、このまま15分湯炊きします。
15分後の状態
お米のヌメリが少し出ています。
この残り汁は使えるらしいけど、
とろみのあるスープ系とかじゃないと気になるかも…
フリーズドライされたカレーとかなら、
相性良さそうですね。
湯切りして蒸らし作業
湯切りには、ラーメンクッカーの湯切り穴を使います。
キャプテンスタッグのラーメンクッカーを選んだ理由は
この穴だったりします(笑)
湯切り完了!
ここからは、フタをして15分蒸らします。
蒸らし作業を合わせて、
30分ぐらいで炊飯できちゃいます。
ほぼ、ほったらかしで調理できるので、
他の調理をしながらでも問題ないですね。
出来上がりはいかに?
蒸らし終わってから袋を開いてみました。
おっ、ちゃんと炊けてるじゃん!
と、少し感動(笑)
袋からお米が取り出しにくかったので、
袋を破いて容器に移し替えました。
予想はしていましたが、袋にはお米の残党(笑)
もったいないので、
味見も兼ねて一粒づつ取って食べました。
意外にもちゃんと炊けてる!
ただ、少し芯が残っている硬い米もありました。
気持ち長めに湯炊きした方がいいかもしれないです。
炊く前に、流水でもみ洗いしていれば、
多少上手く炊けていたかもしれませんね。
ちなみに、湯切り前に確認しておけば、
芯が残っていても再度湯炊きすればOK。
冷めてしまって、再度温めたい時も、
湯炊きし直せばOKみたいです。
「ごはんが炊ける袋」を使ってみて感じたこと
実際に使ってみて感じた、
メリット、デメリットをまとめてみます。
そこから、
キャンプ向きか、災害時向きかも判断してみました。
メリット
デメリット
結論
という考察に至りました。
次に、理由を説明します。
なぜ災害時向きなのか
災害時に向いている理由は、
この2点がとても重要だと思うからです。
災害時は水がとても貴重で、
できる限り水は使わない方向にもっていきたいところ。
調理器具や食器類の洗い物が少ない方が有利です。
さらに、レトルト食品やフリーズドライ加工品など、
お湯で調理できる食べ物が残り汁で作れることは、
大きなメリットになります。
これが、災害時向きだと思った最大の理由です。
しかし、ひとつだけ欠点があります。
それは、
15分間沸騰させ続けて湯炊きしないといけないこと
です。
1回沸騰させたお湯を注ぐだけで作れるカップ麺などと違い、
15分間火を消さずに調理します。
となると、
燃焼時間の調整や
火加減が調節できない固形燃料だと、
調理しずらいんですよね。
ガスコンロがあれば調理しやすいですが、
エスビットなどのポケットストーブに比べると、
荷物がかさばります。
調理時間が長いので、ガスの消費も気になるところ。
そのあたり、注意が必要です。
キャンプ、アウトドアシーンでは使いにくいのか?
では、なぜアウトドア向きでないか
という点についても説明していきます。
このような理由で、
やっぱり災害時向きだなぁ…
と感じました。
そもそも、
クッカーで炊飯できる方にとっては不要だと思います。
袋を使わずともクッカーがあれば問題ないし、
おこげも作れます。
炊き込みご飯などの応用もクッカーならではですね。
個人的には、湯炊きした残り汁がでてしまうので、
再利用しない場合、処理が面倒…
そのへんに捨てるわけにもいきませんからね(汗)
ファミリーキャンプや、
作り置きしたい分のご飯を炊きたい場合は、
量的に少なすぎます。
このあたりがマイナスポイントですね。
ただ、例外があって、
といった方には有効かと思います。
あくまで、
僕個人の意見として聞いてもらえればと思います。
【まとめ】災害時には強い味方になるかも
実際に使用してみた感じ、
個人的には、やっぱり災害時向きかと思います。
クッカーが汚れにくいし、残り汁を再利用できる点が、
大きなメリットですね。
残り汁は多少のとろみがあるので、
使いどころを考える必要がありますが(笑)
商品自体は便利で、
道具があれば手軽に炊飯できて良いですね!
失敗する可能性も低いので、
お手軽キャンプ飯として十分使えます。
まとめると、
メリット
デメリット
結論
アウトドア向きではなく、災害時向き
といった感じです。
値段も100円で4枚入りとお手軽。
キャンプ初心者さんや、
入門に良い商品だと思うので、
手軽なところから始めてみてはいかがでしょうか?
以上、セリアで購入した「ごはんが炊ける袋」の
お試し炊飯とレビュー、考察記事でした。
何か参考になれば幸いです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう!
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