どうも、しかさんです。
大雨による災害がニュースになっていて、ふと思った事があります。
災害時の備えで備蓄しているコンロ、実際使うならCB缶とOD缶のどちらが使いやすいのかな、と。
個人的には、どちらかと言うとCB缶が災害時向きと結論付けました。
よければお付き合い下さい。
そもそもCB缶、OD缶って?
ガス缶には2種類あります。
アウトドア経験者であれば、CB缶、OD缶と聞いてピンとくると思います。
しかし、普段生活していて、あまり聞くような言葉ではないので、サッパリ分からない方も多いと思いますので説明します。
CB缶
「Cassette Gas Bombe」カセットガス缶の略です。
家庭用のカセットコンロに使う、一般的な筒状のガス缶で、ほとんどの方が見た事があると思います。
特筆すべきは、圧倒的な入手難易度の低さ!
全国のスーパーやコンビニに行けば、だいたい置いているので、すぐ手に入ります。
最近は100円ショップにもあり、本当に買いやすいので便利です。
価格も安いものだと、一本100円以下で買えます。
OD缶
「OutDoor」アウトドア缶の略です。
アウトドアで使う目的で作られたガス缶で、形は特殊です。
見た事ない方もいるかもしれませんね。
外で使う事を想定して作られているので、安定した火力で調理できます。
気温が下がっていても、安定して使える点が売りですね。
価格は残念ながらCB缶より割高です。
250gでも600円前後。
CB缶の約6倍の差があり、ちょっと贅沢品な感じがあります。
CB缶とOD缶を災害目線で見た場合
つぎに、災害時に使うとした場合を想定して考えてみます。
お互いのメリット、デメリットを挙げてみました。
CB缶のメリット
入手難易度が圧倒的に低い
さっきの紹介で書いた通り、いたるところで購入できるため、災害時でも入手できる可能性が比較的高いです。
使用できるコンロが豊富
汎用性が高いので、CB缶対応のさまざまな種類のコンロに使用できます。
ガス缶だけ持っている、コンロだけ持っている、みたいな状況でも、誰かと協力すればコンロが使える可能性があります。
CB缶のデメリット
火力が安定しない可能性がある
家庭用コンロ向きに作られているので、当然室内用としての用途目的の火力です。
外で使う場合、火力不足になる可能性があります。
冬季、寒冷地では火力不足
気温が低いとガスの出力が低下します。
安いCB缶では思うように火力が出ない可能性があります。
ただし、CB缶にも寒冷地仕様のものがあるので、そちらを使えば対策はできます。
OD缶のメリット
形がコンパクトで、クッカーとスタッキングの相性が良い
OD缶の形状は、CB缶と違って長くなく、コンパクトな形をしています。
アウトドア用のクッカーの中に入るものもあり、嵩張りません。
非常用持ち出し袋がスッキリするので、空いたスペースに他のものを入れられます。
火力が安定する
アウトドア用に作られたガス缶ですので、外で使う時は安定して火力を出せます。
寒冷地でも使えるよう、対策されているので、安心して使用出来ます。
ここがCB缶との大きな安心感の違いですね。
OD缶のデメリット
入手難易度が高い
まずスーパーやコンビニでは購入不可(笑)
ホームセンターに行けば、なんとか購入できると思います。
アウトドアショップやネットによる購入が一般的なので入手難易度はかなり高めです。
ガス欠したら、ほぼ入手できないと思った方がいいでしょう。
各メーカーのコンロとガス缶を使用しなければならない
OD缶は、各アウトドアメーカーから販売されていて、コンロとガス缶は基本的に同メーカーのものを使います。
なので、汎用性がなく、仮にOD缶が手に入ってもメーカー違いなら使えません。
無理矢理使う手もありますが、全て自己責任ですのでオススメしません(笑)
【まとめ】結論、汎用性の高さからCB缶に軍配があがる
CB缶とOD缶を比べてみました。
災害時には汎用性、入手難易度が重要と判断し、CB缶に軍配があがりました。
寒冷地仕様のCB缶もあるので、場合に応じて数本ほど一緒に用意しておくといいでしょう。
災害時では、いつまで持ち堪えられれば、という線引きが場合によって変わってくるので、やっぱり汎用性の高いCB缶が安心できます。
OD缶はパッキングと、使用時の安定性は抜群ですが、災害時の長期戦を考えるとリスクが大きいな、というのが正直な感想です。
CB缶用ガスコンロは、イワタニの商品「フォアウィンズ マイクロキャンプストーブ」がオススメです。
【小型ガスコンロ】FORE WINDS/フォアウィンズ マイクロキャンプストーブを購入しました | しかさんの旅ブログ (shikasan-tabi.com)
個人的な考察ですので、参考までに読んでもらえるとありがたいです。
以上、災害時のガスコンロ、CB缶とOD缶どちらが良いかの考察記事でした。
何か参考になれば幸いです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう!
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