どうも、しかさんです。
2018年モデルの「RX125」を所持しています。
コロナ禍でツーリングの回数が減り、
フロントフォークの油漏れなどのトラブルが発生したりと、
全然乗れていませんでした。
最近やっと復活したということで、
購入から3年経った今、再度レビューしたいと思います。
よければお付き合い下さい。
過去のレビュー記事はこちらから
RX125につけているパーツのレビュー記事はこちらから
デザイン
何回かカラーリングの変更がされていますが、
2019年式が一番好きです。
情熱的な赤のデザインに惹かれて買ったところもあります。
フルサイズということもあり、
走ってると結構見られている気がします(笑)
シートの側面にも、
何気ない赤のラインが入っていて気に入ってます。
シートが外れやすい所は難点ですが(笑)
他にも、リアブレーキが特殊な形をしていたり、
巨大なスプロケットが付いていたりと特徴的なバイクです。
スポーツバイクのRSのエンジンを流用して、
トルク重視にした結果なんだろうなと思っています(笑)
他の方と被らないので、
そこにこだわる方はいいかもしれません。
逆に、他のRX125を見かけたら嬉しくなるかも?(笑)
走行性能
オフロード(未舗装路、林道)
さすがフルサイズだけあって、
林道にそのまま突っ込めるスペックになっています。
残念ながら、僕はオフロード走行の経験が少ししかないので、
詳しくレビューできません(汗)
初心者でも、上級者向けの林道に突っ込まない限り走れると思います。
納車して間もない頃、一人で林道に突っ込んだ事があります。
そこそこのガレ場でも、初心者なりにゆっくり行けばクリアできました。
125ccなりの馬力しか無いので、力不足感はあります。
ABSも付いていて、車体重量がオフ車にしては重いと思います。
130kgありますからね(笑)
オフロード走行に関して言えば、決して初心者向きではないかなーと。
そこそこ経験のある、中、上級者向けのバイクに感じました。
走りやすい林道を楽しむぐらいなら、全然初心者でも大丈夫なので、
たまにオフロードも楽しみたい、僕みたいな方は問題ないと思います。
オンロード(公道)
僕はこちらがメインですが、超楽しいです(笑)
着座位置が高いので、
遠くの景色を眺めながら走ったり、
スタンディングもしやすいのでツーリングを満喫できます。
トルクに振ったセッティングなので、加速は良い感じ。
最高速度はあんまり期待しないで下さい(笑)
メーター読みで100越えるぐらいらしいです。(経験者談)
ギアは6速あり、使いやすいと思います。
6速でも加速はしますが、やっぱり巡行用ですね。
だいたい、5速ぐらいまでで事足りる感じがします。
坂道は少し辛く感じる時があります。
125ccの宿命ですが、
馬力不足を感じる場面が何度かありました。
登坂車線で、譲ってくれた車を抜いて行くのが辛い。
エンジンは良く回るのですが、速度があんまり出ないので、
うおぉぉぉお!
って感じで抜いてます(笑)
ワインディングロードでは、気持ちよくコーナーを曲がる事ができます。
車体がパタパタ倒れるので、スイスイ曲がれて楽しいですね。
乗車位置を前にするとコントロールしやすく、
Uターン時などスポーツバイクより扱いやすく感じました。
慣れたら、スラロームみたいな繊細な運転もサクサクこなせそう。
少し気になったのは、クラッチミートの位置。
クラッチ全切りから少し戻すだけで半クラになっているので、
離しすぎるとエンストしかけます(笑)
通勤車のホンダ「CBR125R」とは真逆のクラッチミート位置で、
乗り換えた時にギャップがありすぎて焦ります。
全体的に見ると、125ccと割り切って乗っているので、
僕は特に不満はありませんね。
乗り心地
足つき
気になる足つきですが、
シート高が900mm超えとハードル高めになっています。
参考までに、僕の足つきを書いておきます。
身長175cmで、両足つま先立ち
って感じです。
片足のみだと、お尻をずらせば片足ベッタリで停車できます。
跨ったままの後退は、つま先立ちになるのでほぼ不可能です(笑)
諦めて、素直に降りた方が早いですね。
それがあるので、取り回しは少し悪く感じます。
乗車姿勢
フルサイズなので窮屈な感じはなく、ゆったり乗れます。
腕は少し突っ張るような形。
上半身はバイクに対して垂直で、
前のめりにならない姿勢になります。
体制的に、長時間になると肩が凝りますね。
後は、お尻(笑)
というよりは、尾てい骨のあたりの痛み。
スタンディング走行や、
こまめにお尻の位置を変えて、血行を良くした方が良いです。
無理すると、2時間ぐらいで痛くなります。
でも、
意外と痛くなりにくいなぁ
といった印象です。
シートがもう少し硬めだと、マシになるかもしれません。
腰痛持ちですが、腰へのダメージはあまり感じませんね。
ブロックタイヤだと、ロードノイズが感じやすいですが、
それをひっくるめて気に入ってます。
後は、バイクの乗り降りについて。
足が上がらない時は、スタンド出して乗り降りしましょう。
シート高900mmは、意外と高いです(笑)
積載性
正直、積載性はありません。
- シートバッグをつけたり
- サイドバッグや荷台を付けたり
と、自分で工夫が必要です。
僕はデイキャンプツーリングもするので、
リアキャリアをつけました。
エーテックのリアキャリアです。
小さく見えますが、
外観を損なう事なくしっくりくるデザインで気に入っています。
意外と丈夫で、重量物を載せてもいけます。
15kgまでは試してみました。
商品の紹介は、上記リンク先の記事でも書いています。
よければ読んでみて下さい。
燃費
燃費はだいたいリッター35kmぐらいですね。
ぶん回して走るので、あんまり燃費が良いとは言えません。
タンク容量が少なく、航続距離は短めです。
ギリギリまで入れて、航続距離は170kmぐらいまでが限界。
タンクの構造的に、最後の1ℓぐらいを使いきれないみたいです。
なので、実質5ℓぐらいで走っている感じですね。
僕はガス欠が怖いので、1ℓガス缶を常備しています。
ドリンクホルダーを改造して、ガス缶をバイクに置ける所を作りました。
こちらも、 上記のリンク先で紹介しています。
興味がありましたら、是非読んでみて下さい。
価格
40万ちょいでフルサイズのオフロード車を買えるなら、
なかなかリーズナブルだと思います。
今となっては貴重なフルサイズの125ccです。
装備も整っているので、
ナックルガードをつけたら林道に直行できそうなぐらい。
バイクはスペイン設計の中国生産なので、
少し部品の調達に手間がかかります。
部品はイタリアから取り寄せ、って感じになります。
他の外車の125ccオフロード車は、いいお値段で手が出ないので、
RX125はまだお手頃価格なのではないでしょうか。
僕は安いと思って買いました(笑)
その他、気になるところ
エンジンの息継ぎ
それなりに報告されている、エンジンの息継ぎについてです。
症状としては、
- 信号待ちの停車時、一瞬エンジンが止まる
- 症状が酷いとエンストする
こんな感じです。
僕のRX125も、たまに息継ぎする時があります。
信号待ちの停車時にエンストした事は、1回だけありました。
ただ、久々に走らせた事もあり、ハッキリとした原因はわかりません。
オーナーさんは、一応気をつけておいた方が良いと思います。
※追記
雨の日ツーリングのシートについて
野ざらし青空駐車や、ツーリング時に雨でシートが濡れると、
量によってはシートに水が染み込みます。
知らずに乗ると、お尻が濡れます(笑)
通勤車のホンダ「CBR125R」では発生しない事だったので、
不意打ちでした。
ツーリング時の雨は仕方ないとして、
停車時は濡れないように気をつけた方が良いですね。
ノーマルで乗ると重心が右に傾く
ノーマル状態だとマフラーが重い事もあり、重心が右に傾きます。
走っているとよくわかります(笑)
対策としては、
- マフラーを社外品に交換する
- 2人乗りしないなら、タンデムステップを取り外す
これでだいぶマシになります。
特に純正マフラーはなかなかの重さで、
社外品をつけたらすぐに効果がありました。
僕は、オーバーレーシングのマフラーをつけています。
こちらもリンク先で紹介しています。
よければ読んでみて下さい。
メーターの燃料警告表示
満タン給油から走行距離100kmを超えてくると、
燃料の警告表示が出てきます。
これが出ると、だいたい40〜50kmでガス欠になります。
説明書には、航続可能距離が表示されると書いてありますが、
実際は警告表示から何km走ったかが表示されます。
全く真逆です(笑)
故障ではなく、正常なのでご安心ください。
スパナマークの消し方
このバイクには一定の走行距離を走ると、
メンテナンスマーク(スパナのマーク)が出る仕組みになっています。
一回出ると、リセットするまでずっと出るので目障りです(笑)
消し方は、
- 電子メーターのボタンを押しっぱなしの状態でキーを回してイグニッションON
- メーターに数字が表示されたら3桁の数字がスロットのように変化している事を確認
- 画面の数字を「221」でボタンを押して止める
これでスパナマークが消えます。
注意しないといけない事は、
スパナマークが出ていない時にやると、ODOメーターがリセットされてしまう事です。
絶対に間違ってもやらないで下さいね(汗)
【まとめ】お手頃価格の貴重なフルサイズ125ccオフロードバイク
僕的に、購入して後悔はしていません。
ほぼ被らないバイクなのがポイントですね。
オフロード経験が少ない初心者レビューでしたが、
数少ないRX125の情報共有ができればと思っています。
まとめると、
良い点は、
悪い点は、
こんな感じですね。
メリットの方がデカイので、さほど気にしていません。
これからも、楽しく趣味用バイクとして乗っていきたいです。
RX125でツーリングした時は、
ツーリングレポート記事などが書ければいいなと思っていますので、
よろしくお願いします。
以上、アプリリアRX125の再レビュー記事でした。
何か参考になれば幸いです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう!
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